11月23日電車にて

駅での出来事なのですが、

私「トイレに行きたいのですが」
駅員「困ります」
私「え？」

車イスで電車を利用するときは、乗降のときに駅員さんに介助してもらうのですが、
今日もいつも通り駅員さんに行き先と乗換駅を伝えて介助してもらうことになりました。

乗り換えの駅に着いたとき、おなかの調子が悪くなったので駅員さんにトイレに行きたいと伝えました
すると駅員さんは「困ります、行き先にもう連絡してあるので変更はできません」
「今じゃないとだめですか？」
「連絡入れるのでここで待っていてもらえませんか？」


…


待てるかー！！
私は一刻も早くトイレに行きたかったので、その駅のトイレへ慌てて駆け込みました。

駅員さんの立場ではきっちり仕事をしているのは日々伝わってきます。
我々車イスユーザーに対して
きっちり対応してくれるのはありがたい限りです。

ですが、人としてねちょっと悲しくなるのです。

障害者の立場なのですが。
「あなたが同じことを言われたらどう思いますか？」
と聞きたくなることがあります。

トイレに行きたいと思ったとき、
それは困ります。そこで漏らしてくださいと言われたら
多くの人は怒ると思います。

私はまぁ障害者だから、
そういうこともあるかぁ、
仕方ないよなぁ。
という思考になるのですが、

そういうあきらめも伝えないとわかってもらえないし、
伝えてもいい世の中になりました。

私は電車に乗るときは駅員さんと友達になれるよう接しています。
自分のことを知ってもらえたらいいと思っています。
ほかの車イスユーザーがどんなこと感じているか知ってほしいと思っています。

車イスユーザーにとって
電車は慣れたらとても便利なものです。

現状は多くの車イスユーザーの多くは、
できることなら電車は利用したくないと感じています。

わがままだと思われる人もいるかもしれません。
それでも、私は車イスユーザーが当たり前に安心して電車に乗れるようになるといいと思います。

今回の件では、
私はうまく伝えられませんでした。
感情的になってしまったことは反省しています。
あの駅員さんには悪いことをしてしまったと思っています。

次同じことがあったら
事情とこうしてほしいということを伝えられる努力をすべきだと思います。

自分自身のできる限りの工夫と
周囲の理解で日々を楽しく過ごしたいです。

それでは今日も一日いい日でありますよう

Have a nice day!